九条の会 徳島」意気高く発足

呼びかけ人(事務局担当)・中嶋 信

 文化の日の午後、徳島市文化センター・大ホールで、「九条の会 徳島」結成のつどいが開かれました。「日本国憲法九条を継承・発展させよう」との呼びかけに応えて、各地から約1000人が集まり、かつてない規模の県民運動を広げることを宣誓しました。
 28人の呼びかけ人を代表して、湯浅良幸さんが「憲法を語りにくいほどの右傾化状態を乗りこえる大きな運動をつくろう」と挨拶しました。つどいは「自分の言葉で憲法をいきいきと語る」を基調にして進行しました。オープニングは「お郷ことば・憲法九条」。福島弁や薩摩弁などで九条をていねいに「翻訳」して、参加者の共感を呼びました。乾晴美さんは「政府がどこぞよそと戦争するって たっすいこと言うても うちや国民はこんりんざい認めんけんな」と阿波弁で堂々と宣言して、ひときわ大きな拍手と笑いが湧きました。総会後のミニコンサートでは川竹道夫さん率いるグループ「エストラーダ」が、「平和があってこその音楽」「全ての武器を楽器に変えよう」と、美しい音楽によるメッセージ。
 続いて、アフガンなどで国際協力を続けているNGO「ペシャワールの会」の福元満治さんが「国際貢献と憲法九条」の題で記念講演。自民党などは「国際貢献に自衛隊を派遣できるために九条を変える」と主張していますが、NGOなどは平和憲法の精神に即した国際協力で多くの実績を挙げています。福元さんはさらに、「憲法九条があるので私たちの活動が守られている」と、九条が国際平和に実際に有効であることを強調しました。つどいのしめくくりはベートーベン作曲「よろこびの歌」の全員合唱。選曲は「九条」と「第九」の語呂合わせという危ういものでしたが、頃安利秀さんのすばらしい歌唱指導で参加者の心がひとつになりました。頃安さんはなかにし礼の作詞「愛こそ歓喜にみちびく光 さえぎる苦難を超えて進まん。歓喜の頂き踏みしめた時 我らは兄弟 世界は一つ。」を選びました。これが、つどいの趣旨と見事に一致していました。さすが!
 「九条の会 徳島」は現在の九条に賛同する署名を県民の過半数に広げることをめざします。そのために、呼びかけ人や世話人を大々的に募集すること、県民が憲法九条に確信を持つために無数の学習会・講演会を開くことなどを決めました。会場でも多くの方が世話人登録や賛同署名に応じ、多額の募金も寄せられました。その後も、つどいに感動したと、事務局に資料や署名簿の請求が寄せられています。運動はいよいよ本番。たくさんの方の協力をお願いします。

 


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