「憲法九条を世界に輝かせよう」徳島アピール

 私たちは日本国憲法第九条の崇高な理念と、戦力と交戦権を放棄してきた実績をかけがえのないものと考えます。公布から60年間、憲法第九条は日本の人々や国が戦争に巻き込まれることを防いできました。さらに、軍事力によらない平和のあり方を積極的に述べて、国際平和への望みを語ってきました。
 戦争やテロの危険を軍事力で押さえ込む世界戦略は成功せず、むしろ各地で新たな紛争を招いています。この現実から、私たちは今こそ日本国憲法第九条が明記する平和原則を世界に輝かせる時と考えます。
 ところが、日本国憲法を変えよう、とりわけ第九条A項を書き換えようという動きが盛んです。このほど発表された自民党の改憲草案はA項を全面的にあらため、軍隊の保持や国際的軍事行動への参加を記載して、現憲法の平和原則から逸脱しています。私たちはこのような提案に反対します。
 国会では改憲に向けた国民投票の準備が進められています。とはいえ、各種世論調査の結果は、国民が第九条に強い信頼を寄せていることを示しています。この共感を具体的な形で示すなら、第九条を継承・発展させることができます。
 私たちは「九条の会」の呼びかけに応えて「九条の会 徳島」を発足させました。かつてない規模の創意に満ちた事業を通じて、憲法第九条の価値を県民一人ひとりの確信にし、さらに、憲法九条を世界に輝かせる取り組みをすすめます。多くの方に行動を共にして下さるよう呼びかけます。

                  2005年11月 3日
                  「九条の会 徳島」結成のつどい参加者一同


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